理美容師が会社にいる意味って？

「顧客は個人に付く」そう我々の業界では言われ続けており、事実お客側にも同じように思われています。売上は個人の力で左右されるため、会社に所属するより独立して自分の力でやった方が稼げる！確かに、実力がある人は稼げると思います。

そう思い、多くの理美容師等は独立する。コンビニよりもヘアサロンが多いというのはこのマインドが蔓延しているからだ。
事実、僕もその一人である。

しかし、いざ独立してみると確かに雇われていた時よりも稼げてはいる。
ただ、それだけなのである。
収入を増やす問題は解決できたのであるが、次の問題が出てくるのだ。
それは、いつまでこの働きができるのか？と、一人でやるには限界があり、これ以上の売上を出すことができないということだ。
自分の力でやる以上は、自分が動けなくなったら終わり。歳を取ると病気のリスクも高くなり、営業ができなくなることをありえます。
そうしたら試合終了！終わりです。
僕も40代に突入したので、そうしたリスクが高くなり始めているので決して他人事ではない。
これは理美容師全員が言えることなので、この問題を解決する方法を考えないといけないのです。
それでこうした問題を解決するには人の力が必要になってくるので、一人ではどうしようもないということが起きます。

今は本当に小規模のサロンが増えまくっています。
今までの問題解決をするための結果ではありますが、これには本当に警鐘を鳴らしたいです。
けして、今採用をする立場だから言っているのではなくw

どう頑張っても我々の仕事はサロンワークに関わることしかできてない。
講師業や、物販、広告もそうである。
全てはサロンワークに関わってるものだけなんです。
問題なさそうに聞こえるが、人口が今後減っていくので確実にこの業界は縮小していきます。
10年後団塊世代がこの世を去る人がほとんどなので、低価格の高齢者ターゲットのとこは大打撃でしょう。
なんとかして、目線を外に向けて我々のスキルや知識を他業種にブレイクダウンさせることが今後生き残る術と僕は考えています。
そのためには人の力が必要です。
人が集めれるためのも環境整備をしないといけない。
今までは、会社のようで会社じゃなかった。僕の経験では搾取される場だったなと...愚痴ですww

この会社だからできる！そんな環境を作っていかないと会社は存続しない。
給与面などの待遇もしっかり完備するはもちろんだが、未来の見える会社を作る！
こんな思いでこの業界は進んでいかないと思います。